2008年12月26日金曜日

脳科学(ニューロマーケティング)

以下最近読んだ中でも、相当おもしろい内容でした。
http://www.tribalmarketinglab.jp/communitainment/2008/12/post-6e03.html

最近の不況で、どこの広告主様もより一層CPA志向にシフトしている
わけですが(それ自体は悪いことじゃありません)、それは
あくまで顕在化した限られたニーズの刈り取り戦争でしかない
わけです。需要は創造してないし、当然検索数を増やすことには
つながらない(検索数に限りませんが)。
潜在ニーズを顕在化させる作業は別でやるしかありません。

それを、個人的に「今日のクリック」と
「明日のクリック」として分けています。

現状、一番問題だと思っているのは、リスティングやアフィリエイト
をゴリゴリやり尽くして、バナーの効果も落ちてきていて、さて、
それじゃクチコミとかバズとかバイラルとかしかけようと思いたち、
最後に「CPAはリスティングと同じくらいで宜しくね」という
オーダーが多いこと(本当に多い。すさまじく多い)。

そりゃ無理な相談ですよー。

CPAはあくまでプロモーション期間中のトータルコスト/
コンバージョン数で出しちゃうので、
リスティングやアフィリエイトの数値よりも高くなる。

問題は、プロモーション期間中に動画視聴やサイトコンテンツの体験
を通して接触したユーザーのうち、コンバージョンに至らなかった
95%の人たちに、どのような意識・態度・行動変容を起こしたのか
(どう脳に記憶されたのか、どう心に刺さったのか)、または
起こす可能性が高まったのかを測定する方法ができ上がって
いないこと(レベル高いですけど)。

今までマス広告が担ってきた「明日のクリック」を創造する活動が
大幅にシュリンクする中、(一定期間は余力でやってけますが)
近いうち顕在化されたニーズの刈り取りに限界が来ることは明白です。

マス広告は今まで効果測定を厳密にやってこなかったのに、
ネット上で同様のことをやろうとするとなんで測定!測定!なんだよー
とたまにボヤきたくなりますが、そんなことは言っていられません。
そこを何とかしようじゃありませんか(誰か助けてください)。

言いたいのは、「刺激」を「刺激」として機能させる方法も
変わってきましたよね(アテンション獲得法の変化)、
ジブンゴト化させないと短期記憶にも至りませんよね、
短期記憶から長期記憶に格納してもらうためには心に刺さる
強いメッセージが必要ですよね(琴線スイッチ)、
日常生活で使われている生活メモリー(イケダの造語)で
上位3ブランドに入らないと購買の選択肢にもなりませんよね、
ということなんです。これを科学的(といったら大げさですが)
戦略的にというか、キチンと計画して行い、PDCAを回していく
以外にないと思うんです。

結果としてのResponseは最後の最後ですから。
このプロセスをできる限り測定可能な環境で実施をして行くことを
提案したいんですよねぇ。結果だけじゃなく。


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