2008年12月29日月曜日

マーケティング 4つのステージ_フィリップ・コトラー

最初は「販売のステージ」です。
マーケティングという言葉が「売ること」とほとんど同じ意味で
使われていた時期です。どうすれば多くの注文を獲得できるのか、
どのような納入業者を選ぶべきかといったことが最大の焦点で、
それは単に「物を売る」ということだったのです。

第2段階は「4つのPのステージ」です。単に注文を取るだけでなく、
適切な製品に、適切な価格をつけ、適切な場所で売り、
適切な販促を打つ──。
このステージで初めて“ブランドマネジャー”と呼ばれる職種が登場し、
中長期のマーケティング計画が練られるようになりました。
ただ、まず取引先ありきの発想で、物を多く売るための計画という域から
脱してはいませんでした。

第3段階は「顧客との関係構築のステージ」で、マーケティング担当者が
こう考え始めた。「売ったらそれっきりではもったいない。
1回買ってくれた顧客には、2回、3回と繰り返し買ってもらいたい」と。
ここで初めて、「顧客満足」という考え方が登場しました。また、
顧客との継続的な関係を維持するためには、「顧客情報」を整備して
誰が、いつ、どこで、何を、いくらで買ったのかというデータベースを
構築する必要性があることが分かってきました。

今は「共創のステージ」と呼ぶ第4段階に進んでいます。
企業が一方的に製品を作り、一方的に宣伝して、一方的に売るのではなく、
製品がどうあるべきか、どのようなメッセージを送り出すべきかに
ついて顧客と一緒になって考え始めるようになってきたのです。

現代のマーケティングは、どれだけ顧客の深層心理に迫れるかの
勝負です。マーケティング部門は数字をいじり回しているだけ
では存在価値がありません。
顧客や市場の変化に社内の誰よりも敏感で、必要ならば
躊躇することなく変化を起こす集団でなければなりません。
しかし、良いブランドだと信じるなら安易に変えない。
ある種の厳格さを持って社内外の圧力から守らなければなりません。

かつてのマーケティング部門は製品やサービスの情報を顧客に
伝えるコミュニケーションが主な役割でした。
現在では製造や開発、販売など社内のほかの部門、
納入業者や卸売業者などの取引先、そして顧客と密接に連携していく
ための中核的な役割を担っています。

全体の力をまとめ上げて成果を最大化するという意味を込めて、
この新しい概念を「ホリスティック・マーケティング」と名づけました。

http://business.nikkeibp.co.jp/article/pba/20081211/179881/?P=4

お勉強してみました。

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