2008年12月17日水曜日

ツール選定について-基礎

アクセス解析ツールが解析の元となるデータを取得する方法は、
大きく分けて3種類ある。

* ログファイル型
――ウェブサーバーのログファイルから情報を取得するタイプ

* ウェブビーコン型
――各ページにimgタグやJavaScriptなどを埋め込んで
インターネット上の解析サーバーに情報を送るタイプ

* パケットキャプチャ型
――ウェブサーバーが送受信する信号をネットワーク上で取得するタイプ


【ログファイル型――過去の解析も可能】

ログファイル型は、ウェブサーバーが記録している
アクセスログファイルをもとに解析するので、
ログファイルさえあれば過去のデータを解析できる。
これは他のタイプにはない特徴だ。

ただし、ウェブサーバーがどのような形式で
ログファイルを保存するのかをきちんと設定しておく必要がある。
共用レンタルサーバーを使っている場合は、
これらの設定が行えない場合もあるので注意したい。
そもそも、ログファイルに自由にアクセスできないレンタルサーバーでは
ログファイル型は利用できない。ログファイルの保存期間にも注意し、
必要であればローカルにバックアップして解析することも考える。


【ウェブビーコン型――拡張性が高い】

ウェブビーコン型は、JavaScriptなどのタグを解析したい
ページすべてに埋め込む必要がある。サイトのページ数が
多ければそれだけタグを管理する手間はかかるが、
ログファイルに残らないブラウザの「戻る・進む」による
ページ移動などの情報を取得できるのが特徴だ。

また、高機能な製品ならば、JavaScriptを動的に生成することで
どんな情報でも解析できるものもある(技術的な知識は必要になるが)。
たとえばECサイトで、そのアクセスでいくら売上が上がったかや、
コンテンツを公開してからの経過時間といった情報を蓄積しておいて、
集計したり解析の軸として使ったりできるのだ。

プログラムによる機械アクセスは解析の対象外となるため
人間によるアクセスだけを解析できるのは利点だが、
検索エンジンのロボットによるクロール状況がわからないのは
SEO的には欠点となる。JavaScriptをオフにしている訪問者の
アクセスを解析できないことも理解しておこう。

【パケットキャプチャ型――大規模サイトや携帯に強い】

パケットキャプチャ型は、ハードウェアを導入してネットワーク構成の
一部を変更する必要があるので、導入には多少手間がかかる。
データセンターを利用している場合や自社サーバーで運用して
いる場合など、ネットワークに手を加えられる環境が必要なため、
大規模サイトなどに向いたツールであるとも言える。

サーバーとブラウザ間の通信データを直接読むため、
多くの情報を解析でき、携帯向けサイトの解析にも向いているが、
当然のことながら導入前のアクセスを解析することはできない。

http://web-tan.forum.impressrd.jp/e/2007/12/06/2002

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